CockroachDB備忘録【導入編】
Noahです。
CockroachDBを触る機会があったのですが、いかんせん日本語の情報量が少なすぎるので導入する際に躓いたところを備忘録として残しておきます。
CockroachDBとは
調べた限り、GoogleのSpannerのオープンソースクローンらしい
いわゆるNewSQLであり、RDBとNoSQLのいいとこどりをしている分散型DB
ちなみに最近(2017年5月頃) にVersion1.0がリリースされた模様
インストール
まだ新しいため、日本語の情報が少ない。
brewでも行けるっぽいが、バイナリを直で落としてPATH通すことに
https://www.cockroachlabs.com/docs/stable/install-cockroachdb.html
このページを参考に、インストールする
リンク中にあるtgzファイルをダウンロード後に、
# 解凍 tar xfz cockroach-v1.0.4.darwin-10.9-amd64.tgz # PATHが通してあるディレクトリに移動 cp -i cockroach-v1.0.4.darwin-10.9-amd64/cockroach /usr/local/bin # 確認 cockroach version
これでバージョン情報が出力されればOK
起動
正直、ここが辛かった。
どこを見ても、
$ cockroach start
と書いてあるが、これでは起動しない
CAの証明書がないので、insecureで起動させる
$ cockroach start --insecure
しかし、これでもうまく起動しない。
正確には起動はするが、 localhost:8080
での管理画面で
Connection to CockroachDB node lost.
と怒られるのだ。
実際、起動時のターミナルの画面を見てみると、
ん、admin(管理用ページ)が http://Reo-no-MBP:8080
(Reo-no-MBP
とは自分のマシンの名前である)になっている。
アクセスすると
\(^o^)/
結局
以下で起動するとホストをlocalhost
にして起動できます
$ cockroach start --insecure --host=localhost
結局デフォでホストをいい感じに設定できていなかっただけか…?
ちなみに2台のPC(両方共バイナリから導入した)で両方共同じところで躓いていたため、バイナリで落としたのが良くなかったのかも??