【レビュー】グッド・マス
Noahです。
積読が溜まりに溜まってどうしようもない、読んでそれっきりだと身にならない、のでレビューなり感想なり書いておこう、という話。
記事としては、とても短いです。(大学の課題を処理する前に書いている)
読んだ本、グッド・マス
- 作者: Mark C. Chu‐Carroll,cocoatomo
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2016/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なお、自分の数学の知識はほぼ皆無です。
高校は商業高校だったので微積でさえ少ししかやっていなく、そもそも高校数学に関しての知識がほぼ全く無いため、大学入学以降、関心はあるのですがいかんせん全く出来ない自分でも、自然数、無理数の話から、黄金比、エジプト分数、特に第4部の論理、第5部の集合、第6部の機械じかけの数学、は読んでおいてよかったな、と思います。
よくある数学の堅苦しい専門書とかではなく、さらに初見殺しと言わんばかりの記号が複雑に絡み合うものでもなく、あくまで読みやすく、わかりやすい文章で、自分がもともと以前から関心のあった、群論やオートマトンについても浅くではあるがどんなものかを知ることが出来た。
第6部の後半、24章のラムダ計算からは、カリー化や部分関数適用、遅延評価やコンビネータなどのHaskellでおなじみのアレやこれやがふんだんに書いてあったのでとても美味しかった。
おわり